らのすけのむだ日記 

不登校ときどき田んぼ 寄り道しようよ

なぜ不登校が増えているのか PART②

三寒四温甚だしい雨水ですね。こんばんは、らのすけです。

らのすけの勤務する私立高校で、まず一番違和感を覚えるのは校則です。

例に漏れず、ツーブロックやフェード、化粧禁止といった校則があるのですが、正直、意味が分からない校則も多いですし、基準も非常に曖昧です。

ツーブロックは就活の面接で落とされる」というのが校則設定の理由なのですが、職種にも寄ると思いますし、今時ツーブロックやフェードが不真面目そうに見えるという時代でもないと思うのですが・・。フェードなんてむしろ清潔感もありスタイリッシュでカッコイイと思いますけれど。

 

また、女子の化粧についても、ファンデーションはNG、でも眉を書くのはOkだったり、ビューラーでまつ毛をカールさせたり前髪をアイロンで巻いたり(あくまでささやかにでも)することにはやたらうるさいのに、高額な縮毛矯正などでストレートにする分には何も言われないとか、意味不明です。

お金がかかるからという理由ではないようですね。

 

恐らくは、元々底辺校ということもあり、厳しく取り締まらないと学校が荒れるという歴史があったからに違いはなく

綺麗ごとではなく、人は見た眼で判断する生き物ですから、元々出来の良くない生徒を少しでも良く見せようという先生方の愛情から作られたものだったのだとは思います。

 

しかし、「すっぴんの方がかわいい」とか「清楚な方が受けがいい」という見方自体

LGBTQや,多様性が求められるこの時代にあって、或る意味偏見ではないでしょうか?

今時、「彼氏にも偽りの顔ではなく素顔を見せた方が良い」とか時代錯誤なことを言っておられる先生方をみると、学校が特殊な環境だということを痛感せざるを得ません。

 

これだけメイクの情報にあふれ、1~2万で整形すら簡単に出来てしまう時代です。

男子でもファンデーションを塗ったり脱毛したりする時代なのです。校則だって変わって然るべきではないでしょうか。

 

らのすけも、けばけばしいメイクは高校生としてNGだと思います。でも、高校卒業してすぐ就職する生徒も多い中、社会に出てもおかしくない好感の持てるメイクをするのは決して悪いことではないと思います。

 

校則というものは本来、必要性から生まれるものだと思うのですが、単に今まで取り締まってきた既成事実があるからという理由で存在しているだけの校則も多いです。

 

一番の問題は、そのような学校のスタンスは生徒から「考える」という行為を奪い、「決まりだから」と有無を言わさず従わせるようになることです。

そういった学校に息苦しさと違和感を感じる生徒が不登校になるケースも少なくないと思います。 

 

はー。三連休前の夜なので、つい語ってしまいました。

酒でも飲むかぁ

 

つづく
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